ピタゴラスイッチの橋を1日でまわってみた

Eテレ

こんにちは、るぷらんです。

子供向けのEテレの番組のピタゴラスイッチご存知ですか。子供達大好きです。いろんなシリーズありますが、そこで橋は考えたが大好きで2年前に北海道から橋ツアーに出かけました。橋の為の旅行をわざわざです。なので一気にまわりました。

そこで橋は考えたシリーズは親である私も興奮して完全制覇目指してます。ギリシャとかあるので、ある意味夢です。

その橋とは、船も通れるように工夫した橋のことで、こんな歌から始まります。

♫かわー川が流れてるよ川ー(かわー)

 かわー車が通れないよ川ー(ププー)

 はしー橋をかけてみたー(ププー)

 でもーこれじゃ橋が邪魔で(邪魔で)

 ふねー船が通れないのよ(困った)

 どしたらいいのやら

 そこで橋は考えた

橋を工夫して船も通れるようにした橋のことなんです。橋が動くんです。たかが橋ですが動くと感動しますよ。

これは見てみたいなと思ったら、日本のは、西日本に集中しているのがわかりました。移動距離300キロくらい。まとめて見に行って来ました。フェリーに乗って車で移動しました。

ピタゴラスイッチの橋日本編は、

1、京都府の天橋立にある廻旋橋

2、徳島市にある加賀須野橋

3、高知県にある手結港の跳開橋

の3つなんです。京都→徳島→高知の順で周りました。お昼にサービスエリアに寄った以外は寄り道無しで夕方高知に到着プランです。

私は北海道在住なので、小樽から舞鶴までフェリーで行ってまず天橋立に行こうと思ったんです。でもせっかくフェリーで行くなら、四国まで行ってしまおうと思った訳です。

しかし、天橋立から高知県までは、北海道でいうと札幌から網走まで行くのとさほど変わらない距離。しんどいです。北海道外の方は、網走がどれほど遠いかわからないかもですね。北海道は同じ県の移動と考えてはいけません。

なかなかハードですが、ほとんど高速道路を利用しました。多分正解。あらためて北海道は高速道路わかりやすいです。でも本州は分岐が多いのでなかなか難しい。しかも会社が一つじゃなくて複雑。線路は繋がっているけど、乗車したまま私鉄に変わるみたいな感じ。都会だなあと神戸あたり通ると思うのでした。私運転した訳じゃないので、地図で指示しただけですが、どっちの車線にいなといけないとか難しいから。

私は北海道在住なので、小樽からのフェリーで20時間かけて行きました。舞鶴港に着くのが、夜の9時過ぎなので、舞鶴に宿泊して朝一舞鶴から高知へ移動する行程です。

まず日本三景の天橋立に行きました。舞鶴から、天橋立までは一般道で車で1時間くらい。朝7時半に舞鶴出発。朝早く行ったので、天橋立近くの有料駐車場に難なく駐車出来ました。

天橋立は日本三景ですから景色が有名ですが、廻る橋があることを知らない人が多いかと。砂嘴の入口にある橋が動くのです。ちなみに人専用の歩いて渡る橋です。

天橋立といえば股覗きが有名で高台に登らないとその景色にはありつけないのですが、私達は橋を見に天橋立に来たので、高台には登りませんでした。近くにリフトに乗って山に登り入場料のかかる遊園地のようなものもあるのですが、今回は橋ツアーなので知らないふりです。子供に知れたらここだけで終わりになってしまいます。

天橋立の廻旋橋は動かなければ、ただの日本的な雰囲気のある橋にしか見えません。1923年に出来た古い橋なのでまさか動くとは思わ無いでしょうね。

この橋は船が通る時しか廻りません。そう、毎日遊覧船が決まった時間に通過するのです。それが朝9時50分に宮津発の遊覧船で、9時55分頃橋が毎日廻るのです。

朝8時半くらいに天橋立に着いた私達は、なんと海水浴をちょっと楽しみました。天橋立に夏の間は海水浴場がオープンするのです。

上品な海水浴場です。雰囲気がとても良いのです。朝一なので混んでいないし、松林に囲まれ美しい海。海水浴というか水遊びはは1時間で切り上げて、9時50分には橋に戻れるように準備しました。

廻る時間が近づくとアナウンスがあり、チェーンがかけられ、人が渡れなくなります。そしてゆっくり廻り90度回転したところで、止まり船が通過します。通過した船が天橋立の船着き場からまた出港するまでそのままで、また通過すると戻ります。

ちょっとした余韻に浸っていると、また次の船がやってきて橋が廻りました。土日祝は橋が廻ることが、多いようです。

橋を廻す技術に感動しまして、次の橋を目指す事にしました。名残り惜しい場所でしたが。

10時半頃、徳島市の加賀須野橋に向けて出発です。

淡路島経由で行きました。途中の淡路島と本州を結ぶ明石海峡大橋も圧巻です。そして淡路島の高速道路渋滞してなかなか進まないということもありました。結局淡路島の激込みサービスエリアで食事しましたが、時間ロスだったかも知れないです。

明石海峡大橋

途中四国に入る手前に、渦潮を見られるところもあるのですが、寄れませんでした。計画的にいければ可能ですが、渋滞に巻き込まれたので。

そして高速で淡路島経由で鳴門北ICを出て加賀須野橋へ向かいます。

この加賀須野橋は船が通るのが不定期のようで上がるところを見られなかったです。

加賀須野橋

ここは時間ないので、橋の確認だけになりました。

近くに、家電量販店があってそこで駐車して休憩して橋を見学して渡って高知県へ移動しました。

徳島から高知へは約170キロ高速道路が便利です。昔徳島から高知へ一般道を通って行った事があるのですが、酷道ってあることを初めて知りました。高知の香美市にやなせたかし記念館があって、その道沿いの国道。やなせたかし記念館から高知市へ向かう方面は心配ありませんが、徳島県側に抜けるのは覚悟が入ります。北海道人には無理でした。徳島から距離は140キロくらいなのですが、2度とこんな選択はしないと思ったほどの道。4,5時間かけてやっとアンパンマンに出会えた時は本当に嬉しかったです。

徳島から高知県に行くには高速道路で3時間くらいかかります。ノンストップで行くならそこまでかからないです。

夕方5時過ぎに手結港に到着しました。もう少し早くついたら、橋が降りるところから見られたかな。

手結港の橋

この橋は船のための橋で、車も通してあげますよというスタンス。渡れる時間が1日7時間程度であとは上がりっぱなし。

踏切のある橋

そこの橋が渡れなくても車はさほど困らなく、回り道できます。

17時から18時が橋が降りた時間帯。18時に踏切がなって、チェーンがかけられゆっくり道路がせせり立つ感じ。

上がるところを堪能出来ました。

観光客向けの看板も

きちんと10台程度の駐車場も整備されて、観光客を受け入れる体制も整っています。もっと早い時間なら混んでいたかも知れないですね。連休だったので、遠くから来ている車がありましたよ。

ここは、橋だけ見るために来ても楽しいです。やなせたかしさんの出身地にアンパンマンミュージアムがあるので、ついでに寄れる距離です。

高知県に行ったのに、はりまや橋を見ていない。次回いければ、検討しようかな。