沢則行さんの『オホーツク〜終わりの楽園』美しすぎて

子育て

 

こんにちは!るぷらんです。初めてブログ書きます。初めての投稿は美しいもので縁起よく行きたいので

『オホーツク〜終わりの楽園』観戦記です

やまびこ座は子供向けのイメージですね。でも大人も子供も楽しめました。沢さんの人形劇ここ2年くらいチェックしてて本当に大好きなんです。今回は人形劇というより、迫力のある贅沢な舞台でした。ヨーロッパ仕込の道産子の沢さんの脚本面白いんですよ。ヨーロッパの芸術を身近で見られると思っています。

私北海道でながいこと生きてますが、オホーツク人がいたなんて知らなかったです。大陸(多分カムチャッカ方面)から舟で流れ着いた人達が築いた文明がおよそ1500年昔から800年程続いたそうなんです。オホーツク地方ではかわいいアザラシの玩具が発掘されてるのには驚きました。アイヌだけではない血がオホーツク地方にあるよう。言語も4つくらいあったのかな。北海道なのに南の楽園なんですよ。地図を逆さまにすると北海道は素敵な島なのです。お魚もたくさん採れるし、食べ物がそれなりにあったようなのです。

そんな大昔のロマンをフィクションで創り上げて、オホーツク人の姫と本州から来た倭人の恋の話がこの舞台です。倭人は調子良すぎで生演奏のおじさまに割り込むアドリブっぽい演出もありました。セリフは無いのですが、人形が寄り添う綺麗な場面素敵でした。うちの子はなんで幕閉まっちゃうのと言ってたわ。

倭人は赤ちゃん身ごもってる姫おいて、あっさり本州に帰ってしまう今も昔もありそうな話です。また帰っては来るけれど。

沢さんの人形とっても綺麗で色っぽい感じです。人形劇の人形ってツルッとした既製品みたいなイメージだったのですが、動く美術館の絵みたいな感じです。このあたりにも洗練されたセンスを感じるんですね。音楽は生演奏で音楽も一緒に楽しめまた。

素敵な舞台是非もう一度見に行きたいな。

追記、2018年8月25日と26日にやまびこ座で公演がありますよ。私はまた見に行く予定です。やまびこ座30周年のイベントでその他たくさん沢さんの人形劇がありますよ。

やまびこ座ホームページ