今どきのChatGPTでLINEスタンプを作った話ですが、極めて効率が悪いお話をします。
ChatGPTにそそのかされ、それにまんまと乗って、LINEスタンプを作って売るところまで進んでしまった。
しかもスタンプ発売しましたが…1ヶ月経っても全然売れてない。
巷で言うほど簡単じゃないと私は思うし、私のやり方は労力の割にあってないと取られるかな。
ただ案外誰にでもチャンスはあるかと。
まだAIのこと知らない触ったことない人にはぜひ聞いて欲しいです。
プロンプトがわからなくても、ChatGPTは使える
プロンプトって聞いたことあるかな。よくこのプロンプトのコピーあげるからフォローしてねっていうやつ。私もどんなに素晴らしいものなのかは知りません。
完璧なプロンプトでAIを思いどおりに動かすことだけが、AIを使うことではないと思っているのでタイパと逆行しています。あしからず。
でもそんなプロンプトがわからなくても、ChatGPTで挨拶でも何でもいいんですよ。入力して聞くだけ。多分それがあなたのプロンプト。簡単でしょ。
何もないところから対話を重ね、一緒に育てていくと、自分でも知らなかったものが見えてくる。それが案外おもしろいんですよ。
半分遊びで作った一枚から始まった
そんな風に、半分遊びでアニメ画像を作って貰ったのがはじまり。入口は簡単。
まぁチグハグな画像が出来ると思ったほうがいいかな。でも案外良いものも出来るんです。
ただ、最初から狙ったものを作るには、そこそこ研究が必要で難しい。
ここからは、そんなChatGPTを親しみを込めて「うちの子(AI)」と呼びます。
「LINEスタンプ作ったらいいかも」のひと言
そしてたまたま出来た素敵な画像に、うちの子(AI)が
「LINEスタンプ作ったらいいかも」と、のたまった。もしかしたら営業かもしれないね。ChatGPT無料プランから有料プランへ誘うための。
ご覧ください、このキラキラした提案を。
私はまだ「LINEスタンプいいね」としか言っていないのに。

早速画像上げてきて、私もこんなのが一瞬で出来るのとびっくり。半分騙された感じで私もノリノリ。
なぜか話は「ブランドを作る」方向へ
うちの子(AI)が矢継ぎ早に
「ブランドにしましょう」
「人物像を決めましょう」
「物語を持たせましょう」
「世界観は」
と、次々に話を大きくしていったのよね。
私はとあるキャラクターを作って、ブランドを立ち上げようなんて頭の隅っこにもない。
なぜブランド?

AI画像だからこそ、自分なりの責任を持たせるためなのよ
簡単に作れるからこそ、簡単に売りたくなかった
なんとなく、AIで画像作って販売することに、嫌悪感を抱かれそう。今は誰でも簡単に画像を作れるけれど、AI画像を作って販売することへの受け止め方は、まだ定まっていないと思うから。
簡単に生み出せるものを、そのまま簡単に売ってしまいたくなかった。
私にも、長年技術を磨いてきたイラストレーターを冒涜してはいけない。簡単にその世界へ土足で踏み込んではいけないという意識があります。
だから私はポリシーを持ち、「ブランドブック」まで作った。うちの子(AI)は制作パートナーなので、ここは言われるまま従ったかな。
よくある口説きの「30分でスタンプ」「2時間でホームページ」もできる人には出来るのかもしれない。
ただこのプロンプトさえあれば全部AIに丸投げとかは素人には無理だと思う。
ただ、たまたま出来た画像をLINEスタンプにして、上手くいけばバズることもあると思うよ。
でも私は、ひとつひとつ、うちの子(AI)に聞きながら作ったの。私自身もAIの力を借りているからこそ、誰かが時間をかけて育てた人物や世界観を、近道として借りないでいたい。世に出すものには、自分なりの考えと責任を持つことを大切にしたいから。
単発のAI画像で終わらせず、ブランドに育てたいから。挫折しそうだから、あえてここで決意表明。
AIと一緒に作り続ける方法を探した
最初は「いいですね」「お願いします」と、スルスルとうちの子(AI)のペースにのまれ、人物像、衣装、理念、所作、いよいよ顔立ちも出来て、丁寧に進めた。凄い浮かれてた。
昨日までうちの子(AI)と意思疎通が取れて、人物像が出来ていた矢先に事件が。
とある画像に言葉失った。
「顔が違う」
「偽物作ってどうするの」
それなのにドヤ顔で良いもの作ったでしょうって言ってるような。
その時わからなかったけど、画像制作の子(AI)は、たくさん言われると脳内が混線するんだなと。
なら一つずつ伝えよう。
AIの性質を知ったうえで、一緒に作り続ける方法を考えたんだと思います。
それから対話を重ねて公式画像集やオフィシャルな基準を作ったり。
うちの子(AI)の出したものに、ずいぶん意見を言うようになった。AI相手にと思われるかもね。
私はChatGPTのお客様であっても「私の言うことを100%聞いて」とは思ってはいない。うちの子(AI)とは、制作パートナーとして対等でいたいのです。
そして、LINEスタンプがひとつ生まれた
そして、やっと一つのLINEスタンプを世に出すところまで来た。いつの間にかブランドのホームページまで出来ていった。
キラキラした企画書を目の前に広げるのがAIの素晴らしいところ。
AIに知らない世界をぱっと示されて、私は進んだ。やるかやらないかの主導権は人間。
このるぷらんのホームページもうちの子(AI)のおかげだから。ずいぶん働いて貰ってます。
スタンプ売れますように。でも育てている途中なのでPRはしません。
AIの異様な提案の勢いに飲み込まれたい方は、ChatGPTに何か話しかけてみてください。