ヴェネツィアは朝が最高!水上バスでマルコ・ポーロ空港へ向かった奮闘記

こんにちは。るぷらんです。忘れられない旅の想い出をしたためます。

ミラノから何とかヴェネツィア手前のメストレに着いて、荷物置いてピザとパスタ食べてさぁヴェネツィアへ。

細い道を歩いて、橋渡って、また細い道の連続。

サン・マルコ広場に行って、ゴンドラに乗りたいと思ったけれど

迷いました。まさに迷路。

戻れないかもと思ってその日は諦めた。

翌日はマルコ・ポーロ空港からパリへ向かう予定。

メストレ駅のそばに空港行きのバス停があって、20分程度で空港へ行けるはずのところ。

ここまで来たのに、このまま去るのは、なんだか名残惜しい。

船で空港へ行けるはず

そんなかすかな記憶がよぎって

前日の夜、当時の運行状況を調べて急遽考えた行程は

2つの会社の船を乗り継いで空港へ行くこと。

サンタ・ルチア駅まで行って、ヴァポレットの1番に乗る。

大運河を通ってサン・マルコ方面へ行き、そこから空港行きのAlilaguna(アリラグーナ)のオレンジラインに乗る。

ちなみにオレンジラインは比較的まっすぐ空港へ。ブルーラインは島々を経由する航路です。

朝のヴァポレットは驚くほど空いていたが

メストレから10分弱で電車でヴェネツィア・サンタ・ルチア駅へ。

最初からちょっとした躓きが。

ヴァポレットの切符を買って、ピッとかざしてもゲートが開かない。

日本人の方が声をかけてくれました。「こっちだよ」と。

ついでに「サン・マルコ広場」へ行くという2番の船を教えて貰いました。

でも、前日に調べていたのは1番なので、イタリア人の係の方にも、再確認。

朝8時ごろだったと思います。

船内はびっくりするほどガラガラ。

スーツケースを置いて座って、朝のヴェネツィアを眺めながら出発。

これは最高。

あれ? 逆に進んでる

私には、もう一つ楽しみにしていたことがありました。

リアルト橋が見たかった。

よく絵になる大運河を通るルートではありませんでした。

運河からどんどん海側へ。

リアルト橋をくぐりたかったのに、外洋に出てしまいました。

でも、サン・マルコには行くと言われたし……。

そんなとき、船の中で若い日本人のご夫婦に出会いました。人との出会いに助けられてます。

何日か前からヴェネツィアを旅行していて、ヴァポレットにも慣れている様子。サン・マルコの塔も見えてきた。

「この船で大丈夫」という一言に、どれだけ安心したことか。

船はいくつかの停留所に寄りながら進み、無事サン・マルコ広場の海側へ。昨日探し求めてたゴンドラもたくさんあったけど今日は残念乗れないのよ。

前日は歩いても辿り着けなかった場所に、船で来ることができました。前日、駅からここまで歩くのは、私たちには難しかったことも思い知りました。

ここから空港へ行かなくては。

さて

オレンジラインはどこ?

船着場に着いてあたりを見渡してみると、空港へ行くAlilagunaの船着場がありました。

でも、ブルーライン

ゴンドラの人に運河方面を聞いてオレンジラインを探し求めて運河側へと歩くことに。

すると、大きな空港行きのチケット売り場を発見。

売り場の人に空港へ行くなら「ここで待ってて」と。

ここもブルーライン。

オレンジラインは諦め空港へ行くことを優先しました。確実に行けるし間に合うと踏んで。今更駅に戻れないし。

そしてまた問題が。近くの有料トイレを教えて貰って行ったら鍵がかかっている。

こういうこと、実はヨーロッパあるあるです。

背に腹は代えられないので、近くのカフェに入り、「トイレを貸してほしい」と直談判。

すると、「外に有料トイレがあるよ」と言われ。

「でも鍵閉まってるんです。」

めちゃくちゃな英語で必死に訴えたところ、お店のトイレを案内してもらいました。

よかった。

そしてブルーラインで空港へ

ブルーラインは本島と島々を経由しながら空港へ向かいました。多分もっと効率的に行けたのかなと思いながらここではもう半分安心してて。

空港へ移動しているだけなのに、最後までヴェネツィアを旅している感じがしました。

ようやくマルコ・ポーロ空港の船着場に到着。

「着いた!」

と思ったら、空港のカウンターまで、さらに10分以上歩きました。

荷物を預けて、並んで、搭乗。

間に合いました。

なんだかんだで空港まで約3時間。

わかりやすい例えで、こんなルートはありませんが、横浜駅からバスで羽田空港まで25分ほどで行けるところを、わざわざ桜木町へ行き、そこから船に乗って羽田空港へ向かったようなもの。

それでも船をおすすめしたい

今回学んだことは

ヴェネツィアは迷路でした。

日本の街のように、困ったら地上のタクシーを拾って目的地へ、とはいきません。

船着場も、実際に行ってみないと位置関係がなかなか分からない。

余裕を持って出たつもりでしたが、ギリギリだった。

船で空港へ向かうなら、下見と時間的な余裕を持ったほうが安心です。

朝のヴェネツィアは最高でした。

朝8時ごろのヴァポレットは空いていて、座ってゆっくり景色を見ることができました。

リアルト橋はくぐれなかった。

オレンジラインにも乗れなかった。

トイレにも振り回された。

それでも、あの朝の船は本当に楽しかった。

デッキに出られるヴァポレットが本当に楽しかった。

海から見るヴェネツィア。

朝の光。

教会などの建造物や素敵な景色。

もしまたヴェネツィアへ行くなら、今度こそ朝のヴァポレット1番に乗って、大運河を進みたい。

そして次こそ、

リアルト橋の下をくぐりたい。